【拒食と過食】長かった10年間を振り返る。自分の内側の怪獣との付き合い

心のこと

この記事は、2年程拒食症→8年程拒食症を体験した私が、その経験を振り返るために書いています。

もしあなたが同じような体験をしている最中であれば、少しでも参考になったり、心の支えになったら嬉しいなと思っています。

かつての私が、眠れない夜にインターネットの色んな人のブログ等を見ては、たくさん慰められたり励まされたので、そういう事ができれば…という気持ちもあり、文字にしてみます。

突然、8年間悩み続けた過食症の終わりを感じる

最近になって、本当にふと「過食症は終わったんだ」って思う瞬間がやってきました。

ものすごく不思議な感覚。

だってあんなに毎日悩んできたのに。

悩んできたというか、本当に死にたかった。

痩せたくて、でも食べるのは止められない。夜に過食するから、夜が来るのが怖い。食欲の衝動に駆られる自分自身が怪獣のようで怖い。

だから、あらゆる手段で自分を変えたくてもがいてきたのに。

終わるのってこんなあっさりなの!?っていう驚き。

私の中で、過食症の終わりというかゴールって

「自分の食欲がコントロールできるようになって」「自分の理想体型まで痩せられて」「リラックスして食事できる」状態になることだと思っていたんですよ。

それが、「今だって食べすぎることもああるし」「自分の食欲がコントロールしきれずに甘いものに走ることもあるし」…全然ちがう笑

今も痩せたいし、運動やできる範囲での食事制限は続けていくけれど、何よりも「自分に無理させない」「自分のハートをできるだけ自由にさせる」というのを第一優先にするようになったことが大きいんだと思う。

前は「痩せたい」が第一優先だったから。

それに反するものは全部却下し続けてきたんですよ。

だからそのときは我慢できても、いつ自分の欲望に弱い自分は負けてしまうだろうって怖くて仕方なかった。

自分の感情を否定して、否定した自分からのクーデターを恐れる…ぐらぐらして不安な状態。

それを長年ずっと続けてきたから、こんなに疲れたんだね。

よくがんばってね、って今では自分に言うことが出来ます。

明日から、摂食障害を10年間経験した今までを振り返ってみたいと思います。

それが誰かの光になれたらいいなと願って、文字にしてみたいと思います。

ここまで読んでくださったかた、ありがとうございました!

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